2008/08/28

SCREEN PRINT PERFORMANCE

少し前の話になりますが、ラフォーレ ミュージアム 原宿で行われた「BEAUTIFUL LOSERS EXIHIBITION」 にて、w-tapsのTETさんが、シルクスクリーンのレクチャーを行うということで足を運びました。

そもそも自分たちでシルクスクリーンを用い、Tシャツを刷っていたのがきっかけになったという氏。
思い返してみれば、自分も同じように学生の頃シルクスクリーンによるモノ作りに魅せられ、今に至ります。


当ワークショップでは、水性インクと今は懐かしい「40%」の版を使ってのレクチャーでした。
自分はプロとしてシルクスクリーンに携わっていますので、どうしても見る角度は専門的になってしまいましたが、感想としてとても良かったです。

なにか初心を思い返すことができたような気がします。
そして、シルクスクリーンという素晴らしい伝統的な手法の魅力を、一線で活躍する方達が多くの人たちに伝えてくれるということが、うれしかったのです。





そんなテンションを持ち帰り、早速仕事時に着るWORK TEE を制作しました。
水性の生地に染み込むインクが、独特のヤレ感を出してくれます。


真新しいTシャツのしわを伸ばし、その上に版を置く。
スキージを用いて、版の上でインクを滑らせる。
力まず、心を込めて。
そして、版を上げたときの心地よさ、感動。


シルクスクリーン、最高です。