色って本当に無限にあって、その奥深さを常日頃感じています。ペイントする場合は、数値で色を表現するわけではなく、それこそ目分量。紙コップの中、地道に色同士を混ぜ溶いていきます。初めに思っている色がすぐに作れる時もあれば、何度何色混ぜようが一向に表現できない時もあり。故に一度作った色は、全く同じく作ることは出来ないでしょう。目的に合わせてどれほど拵えるか。分量配分にはこと慎重になります。そんな諸々のもどかしさを感じつつも、”色”という神秘に魅せられるのは楽しいことです。