2008/03/01

OLD BOOK

古本屋に足を運ぶのが好きです。

大型チェーンのオールジャンルの本が揃うような店ではなく、
店主が一人置くの台で本を読んでいるような。
脇にはまだ整頓されていない本が雑に山積みで。
好みから成るかたよったチョイス。
漫画も洋書も画集も、基本10年前以上は経っているのがほとんど。
そんないわゆる昔ながらの古本屋が好きなのです。

数件のよく行く古本屋があり、ローテーションで資料探しに勤しみます。
廃盤になった本。amazonでは購入できないような洋書。映画のパンフレット。
ただ残念ながら自分がおもっているような本に出会えることはまずありません。


一冊の本との出会いというのは、「人と人とが出会うような運命的なものだ」なんて時々大袈裟にも考えたりするくらい素晴らしいことだと思っています。


久しぶりに鳥肌がたつような出会いをしました。

1979年初刷り、ロンドンで発行された古いタバコのパッケージ集。
表紙にもまずやられましたが、中身も素晴らしい本です。
ただそんな古本屋の店主というのは、大体が相当目が肥えていらっしゃいますから、値段交渉も大変です。

出会いをサポートするキューピット、古本屋ってなかなかいい仕事してますね。