ロックンロール
どんな日も 心の中には Rock'n Roll がある。
Rock'n Roll 、ホンモノのロックンロール。
先日、ミュージカル「CATS」を観にいきました。
素晴らしいの一言、25 周年というロングラン公演に納得です。
「魅せる」ことへのストイックさを感じることが出来ました。
それは、決してミュージカルという舞台パフォーマンスだけのものではなく、いかなるジャンルにおいても見習うべきことです。
もちろんシルクスクリーンにおいても。デザイン、ペイントにおいても。
「本物」、やっぱり見なければいけませんね。
そもそも、今回のチケットは親友からの贈り物。
粋なプレゼントに一本とられました。
SGIA 08、正直多面で度肝を抜かれました。
スクリーンプリントの世界レベルを目にした率直な感想、
「上には上がいる」。
多くがマシーンでの出展でしたが、とにかくスケールが大きい。
一連の作業を合理化するマシーン類。
自分の背丈の何倍もあるスクリーン。
新たな表現を可能にする特殊インク等々。
見たことのないもの、たくさんありました。
ただ、手刷りでのパフォーマンスももちろんありましたが、仕上がりにはいささか荒さも見えました。
我々日本の職人が大切にする技術面における「繊細さ」と、世界の「スケールの大きさ」がうまく融合すれば。
そんなことを考えると、また興奮がよみがえってきます。
インクジェット式は今後普及していくことでしょう。
しかし、シルクスクリーンはこれからも変わることなく走り続けます。間違いなく。
13歳、初めてアメリカを訪れた時から、これまでたくさんの影響を受けてきました。
政治面では共感できない部分が多い反面、その独特なデザイン性、カラーリング等といったVisual Identityにおいては、無意識的に模範となり、まさしく自分のルーツとも言えるでしょう。
国本土の広さはもとより、国民の考え方にもまた、我々日本人にはない「スケールの大きさ」そして「豊かさ」を感じることがあり、それはまたアメリカの一つの魅力として、前者と相互して魅せられてきたように思います。
今回のアトランタ出張、アメリカの魅力をこれまでとは違った角度で再確認してきました。
ニューヨーク、ロスでは感じることのなかった、ローカルな姿。
大半が黒人という中で見た空気感。
そして、愛国心が生むエネルギー。
今回受けた影響もまた、これからの自分にとってきっと糧になると思えます。
一丁前に、そんな小難しいことを考えつつも、
今頭の中には感謝の気持ちと、時差ボケをいかにクリアするか。
SGIAの報告は、次の投稿で。
本日よりアトランタへ出張です。
目的は、Georgia World Congress Center にて開催される「SGIA 08」。
シルクスクリーンの本場、アメリカで毎年行われる世界規模の展示会です。
久々に単独で海外、ということもあってかほどよい緊張と高揚感。
アメリカという場所で何を見て、どんな知識を得るか。そして、何を感じるか。
多くのことを吸収し、帰ってきたいと思います。
忙しい時期にも関わらず、このような機会を与え、快く送り出してくれる社長、そしてSTAFF達に感謝し、出国します。
カメラを購入しました。
RICOH R10。機能、ビジュアル、扱いやすさ共に申し分ありません。
早くも欠かせない相棒となりました。
これまで以上に、普段目に映るものを大切にし、
自分のフィルターを通した、良い写真を撮っていければと思っています。
耳にしたラジオのCM。
一隻の船が沈むとき、女性・子どもを優先的に逃すために、
各国の男性をどう説得するか。
アメリカ人には、「あなたはヒーローになれますよ。」
イギリス人には、「それは紳士的な行動ですよ。」
ドイツ人には、「そういう決まりになっています。」
そして、日本人には...
「 皆さんそうなさっています。」
考えさせられます。この的の射抜き方。