SGIA 08
SGIA 08、正直多面で度肝を抜かれました。
スクリーンプリントの世界レベルを目にした率直な感想、
「上には上がいる」。
多くがマシーンでの出展でしたが、とにかくスケールが大きい。
一連の作業を合理化するマシーン類。
自分の背丈の何倍もあるスクリーン。
新たな表現を可能にする特殊インク等々。
見たことのないもの、たくさんありました。
ただ、手刷りでのパフォーマンスももちろんありましたが、仕上がりにはいささか荒さも見えました。
我々日本の職人が大切にする技術面における「繊細さ」と、世界の「スケールの大きさ」がうまく融合すれば。
そんなことを考えると、また興奮がよみがえってきます。
インクジェット式は今後普及していくことでしょう。
しかし、シルクスクリーンはこれからも変わることなく走り続けます。間違いなく。